社内イベント ~屋形船~

社内イベント ~屋形船~

傳  知輝
傳 知輝公開日:2025/10/141分

目次

1. 待ちに待った屋形船の日

屋形船イベントの話題は、1週間前から社内の雑談で盛り上がっていました。

「あと1週間だね」「早くみんなで乾杯したいね」とカウントダウンのように声を掛け合い、日を追うごとにワクワク感が高まっていきました。

ところが前日には東京で災害級の大雨が…。

「明日大丈夫かな?」と全員が天気を心配していたのですが、そこで私が「大丈夫、俺は晴れ男だから!」と宣言。半分冗談、半分本気で天気の行方を見守りながら、当日を迎えました。

ただ当日の天気予報は、なんと乗船予定の19時から雨予報。

果たして本当に「晴れ男パワー」は発揮されるのか!?

2. いざ屋形船に乗船

出発直前のオフィスは、実は少しバタバタしていました。
イベント当日といえど日中は通常業務。なかには最後まで作業に追われていた社員もいて、筆者である私もギリギリまで手を動かしていました。会社を出る“2秒前”に、なんとかチャットで作業終了報告を送り終えた瞬間は、達成感と同時に「スケジュールは余裕を持って組まないと…」と痛感する場面でもありました。

そんな中、出発は一斉ではなく、実は二手に分かれることに。
「せっかくだから船に乗る前から楽しもう」と、日本酒を買いに立ち寄った先行組。
そして数分遅れて会社を出発した後発組。タクシーに揺られながら、どちらのチームも無事に品川の屋形船「大江戸」を目指しました。

ただ、ここでも小さなハラハラが。タクシーの手配や道路状況もあって、想定よりも移動に時間がかかり「本当に間に合うのか…?」と時計を気にする場面も。結果的には、先行組・後発組ともに乗船10分前には集合でき、胸をなで下ろしました。

そして、目の前に現れたのは大きな屋形船。これから始まる特別な時間を前に、社員たちのテンションは一気に高まりました。

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ただし一つ残念だったのは、周囲にコンビニがなくウコンが手に入らなかったこと…。これから参加する方は「事前準備も大事」という教訓にしていただければと思います

3. 乗船から乾杯

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屋形船に乗り込み、席に着くと、すでにテーブルには料理が並び、冷えたビールもすぐに準備されていました。

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天ぷらやお刺身の盛り合わせといった豪華な料理がずらりと並んでいる光景に、自然と笑顔がこぼれます。

「もう飲んで大丈夫ですか?」とスタッフさんに確認をとり、正式にOKが出たところで――いよいよ乾杯!

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出港前ではありましたが、この瞬間をどれだけ待ち望んでいたことか。グラスを掲げる声が重なり合い、船内は一気に和やかな空気に包まれました。

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乾杯の合図と同時に、瓶ビールが次々と空いていきます。前々から楽しみにしていたこともあり、みんなのテンションはどんどん上がっていきました。とはいえ、お酒好きが思い思いにグビグビと楽しんでいるだけで、決して強要するような雰囲気はありません。各自が自分のペースで、安心して飲めるのもこの会社ならでは。

そして、ここからは会話もどんどん深まっていきました。
「これからエンジニアとしてどう成長していきたいか」「自分は将来こんな開発に挑戦したい」――そんな真剣な談話が自然に生まれるのも、この会社らしいところ。

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ところがその直後、先輩役員同士の口から飛び出したのはまさかのひと言。
「おい、俺の天ぷら食べたの誰?」という声が。

もちろん冗談交じりのやりとりではありましたが、役員にはめられた先輩社員が少し気の毒にも思える場面でした。とはいえ逆に考えると、あのシーンは「断る勇気」や「自分の意見をしっかり伝える大切さ」を笑いの中で教えてくれる瞬間でもありました。

4. 思い出に残るシーン

いざ屋根の上に出ると、そこには夜に浮かぶお台場の景色。東京の街明かりが水面に映り込み、まるで別世界に迷い込んだような感覚です。

結局途中で小雨に目舞われたものの、おおよそ曇りだったのでギリギリセーフだと今でも思っています。

正直、東京で育った私自身にとって夜景は見慣れたはずなのですが、この瞬間ばかりは改めて心を奪われました。ここまで日々仕事を頑張ってきたからこそ味わえる「ご褒美のような社内イベント」――そんな特別さがありました。

お酒も程よく入っていたことも相まって、自然と声が弾み、テンションは一気に最高潮へ。オフィスにいる普段以上に仲間たちの笑顔やはしゃぐ姿がそこにはありました。

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5. 最後に

今回の屋形船イベントを通して強く感じたのは、「仕事だけじゃなく、一緒に楽しめる仲間がいる会社」だということです。出発直前まで業務に追われていたメンバーもいれば、日本酒を買いに立ち寄ったメンバーもいて、それぞれの動きがありながらも、少数精鋭だからこそできる連携と「ちゃんと待っていてくれる」安心感がありました。

乾杯のシーンでは、それぞれが自分のペースでお酒を楽しみながら会話が弾み、屋根の上に上がれば夜景を前にして普段以上にはしゃぐ仲間たちの笑顔がありました。そんな時間を過ごすことで、「一緒に働くだけでなく、一緒に楽しむ」という関係性を実感できました。

こうしたイベントがあるからこそ、普段の仕事では見られない一面を知ることができ、安心感やつながりをより深めることができます。

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また、UHDでは比較的毎週末には役員から少人数や1対1でご飯に誘っていただく機会も多くあります。そうした距離の近い交流に加えて、今回のように全員が参加するイベントも定期的に開催しているのがUHDの特徴です。

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そして、これから入社を考えている方に伝えたいのは――
「ぜひ私たちと一緒に、こういう時間を楽しみましょう!」ということ。
日々の仕事を全力で頑張りつつ、時にはみんなで心から笑い合える。そんな環境がここにはあります。

傳  知輝

傳 知輝

エンジニア

出身は愛知、育ちは東京です。未経験での中途入社ですが、前職で少しだけ触れていたGoogle Apps Scriptを利用したスプレッドシートの仕組みが、同僚から『業務効率につながった』と評価されたことをきっかけに、プログラミング自体に強い興味を持ち始めました。そこから学びを深め、現在はエンジニアとして新しい挑戦を続けています。